【浦和レッズvs東京ヴェルディ】試合結果(J1リーグ第2節)試合終了間際のPKでなんとかドロー!!今季初の勝ち点GET!!

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※画像はサイトのスクリーンショット

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開幕戦を0−2で落とした浦和レッズは、埼スタに東京ヴェルディを迎えホーム開幕戦を行いました。
5万人の入った開幕戦でしたが、期待とは裏腹に渋い位試合となりました。

コンパクトな守備陣系で人につく守備で自由を与えず、CBでのパス交換が多くなりました。
前線の動き出しも少なく、決定的な場面のないまま前半終了間際に先制点を許しました。

後半3枚替えでペースを握ると、大畑 歩夢選手の果敢な攻め上がりからPKを獲得しました。
それを、アレクサンダー ショルツ選手が冷静にチーム初得点を決め、そのまま試合終了となりました。

ペア マティアス ヘグモ監督 東京ヴェルディ戦試合後会見

「私は、この埼玉スタジアムでプレーすることを楽しみにしていました。このファン・サポーターのみなさんの前でプレーできたことは、素晴らしかったです。

サンフレッチェ広島戦の後の、選手たちの姿は非常に良かったと思います。ですので、今日はいいゲームを期待していました。前半はかなりいい形でゲームをコントロールできていたと思います。しかし、インサイドハーフの裏抜けという重要なプレーが少し欠けていたと思います。また、ウイングも背後に抜けて相手の脅威になるという場面が少なかったので、相手にとって少し守りやすいプレーになってしまったのかなと思います。

後半は裏抜けのプレーも増やしましたし、守備のところは4-4-2で追い込む形を取りました。そしてボールを握るところはできたと思いますが、もっと決定機をつくらないといけないと思います。

前節と同じように、最後まで闘う姿をお見せできたと思います。今日は勝ち点1を取ることができたのが大事だったと思います。(大畑)歩夢がピッチに立って非常に好調で、PKを誘発するプレーになりましたが、彼が決めていてもおかしくないプレーでした。

最後は(髙橋)利樹を投入して、ペナルティーエリアに入る枚数を増やしました。そこに侵入する場面はあったと思いますが、十分な数のチャンスをつくることはできませんでした。自分たちの強みを伸ばしながらサッカーを発展させているところは良かったと思いますが、ラストサードに入ってからのプレーを向上させなければいけないと思います」

[質疑応答]
(前半にインサイドハーフの裏抜けが少なかった理由と、なぜそれが前半は解決できなかったのか?)
「伊藤敦樹は、そもそもそういうクオリティーを持っている選手です。前半で2、3回抜ける場面がありましたが、そのときはしっかりとチャンスになっていました。そして(小泉)佳穂が抜けた場面も1回ありましたが、そのときもチャンスになっていました。我々がやろうとしていることに選手たちがより順応し、さらにインサイドハーフとウイングの関係性を深めていけば、良くなっていくと思います。

昨シーズンまで足元へのボールでプレーすることに慣れていた選手たちですが、相手の裏のスペースを使うことで間延びさせることを今は求めていて、そこを伸ばしたいと思っています。もちろん、選手のタイプにもよるところはあると思います」

(前田直輝選手がメンバーから外れたのは、何かトラブルがあったのか?)
「金曜日に発熱があり、体調不良になりました。翌日も回復を待っていましたが、完全に回復しないということで、今日は試合に出られませんでした。彼も、オラ ソルバッケンもトモ(大久保智明)も、来週はしっかりと練習できればと思っています」

(中島翔哉選手や渡邊凌磨選手は今日、練習でやっているのとはかなり違うポジションで起用していた。どれくらい練習でやったことをピッチで出しているのか、それともスクランブルなところがあったのか?)
「ウイングのポジションの選手が3人、体調不良や怪我をしていたりすると、こういったことも必要になってきます。(渡邊)凌磨はもともとそこのポジションができるということで、ウイングのポジションに上げることにしました。ベンチにいる選手たちのことも考えながら、どの形が一番良いのかを考え、このようにしました」

(東京Vの城福 浩監督が「サミュエル グスタフソン選手の動きがサンフレッチェ広島戦よりも大きくてつかむのが難しかった」と言っていた。彼の動きを改善したのか、また今日の評価は?)
「スウェーデンで奥さんの出産を待ってから合流しましたので、少し合流が遅れたところから、今はフィジカル的にもコンディションが上がっていっているのは良かったと思います。いい方向に向かっていると思います。また、チーム、そしてチームメートに慣れてくれば、戦術的なスキルもさらに発揮できるようになると思います。

プレーにおける自分たちの強みのところは伸ばすことができていると思いますが、これから力を入れないといけないのは、ラストサードに入ってからのところだと思います」

浦和レッズオフィシャル





得点経過は次のとおりです。
◾42分:木村勇大(東京ヴェルディ)
◾89分:アレクサンダー ショルツ

なお、この試合で浦和レッズは5名の交代を行いました。
🔄61分:関根 貴大→岩尾 憲
🔄61分:チアゴ サンタナ→興梠 慎三
🔄61分:小泉 佳穂→大畑 歩夢
🔄73分:松尾 佑介→中島 翔哉
🔄82分:サミュエル グスタフソン→髙橋 利樹

▼以下、Xでの浦和サポーターはこちら

▼東京ヴェルディ監督コメント

試合を振り返ってください。
本当に悔しい試合になってしまいました。あのPKの直前にディフレクションで危ないシーンがひとつありましたが、基本的には我々は崩された感覚はありません。我々のブロックの外でサッカーをやらせていたし、侵入されたという感覚はなかったので、本当にあのPKは今の自分の立場で、いろいろな原因を特定するのはなかなか難しいですが、チームとして本当に不運だったなと思います。 ゲームに関して、前半は少しボールを持たれる時間はありましたが、できるだけ高いラインを引きながらペナルティーエリアに入らせない中で、耐えていれば我々の時間になると思っていました。前半30分を過ぎたくらいから自分たちがボールを持てるようになって、その展開の中でしっかりと点を奪えました。後半30分ぐらいまでは我々の時間だったかなと思います。我々が相手陣でサッカーをできた感触がずっとありましたので、やはりクローズのところは、守り切るという表現がいいのか、苦しいときに相手陣でしっかりキープできるスキルを含めて、攻守においてゲームをクローズしていくというところが、このチームにはやはり足りていないところかなというふうに感じています。 攻守におけるゲームチェンジャーとなる選手を育てていかないといけないと思います。J1の中で、しかも日本を代表するような大きなクラブを相手に、後から出てくる選手がゲームチェンジャーになるようなチームがたくさんあるので、我々も攻守においてゲームチェンジャーになりうる選手を戦いながらしっかり育てていきたいと思っています。

開幕戦に比べてクリアではなくパスでつなぐ場面が増えた印象ですが意識づけした部分でしょうか。
もちろん、もっとつなげたかもしれないですし、ヘディングをパスにできたかもしれないです。しかし選手は自分が今までクリアしていたものが1本でもパスになれば、チームとしては10本は味方につながるということを認識しながらやってくれていたので、そこは意識してくれたかなと思います。ただ、それが高い位置で奪えた時、前半に1回あったと思いますが、おそらく4対2ぐらいの状況でしっかりシュートまで行かなくてはいけないところで打てなかった。これも我々の今の課題かなというふうに思います。カウンターをシュートまで持っていく、超決定機まで持っていく。トップスピードの中での判断と技術が求められますが、そこは我々が今後勝ち点3を奪っていく上でも、重要なポイントになるかなと思います。ただ簡単な蹴り合いにしない、クリアをパスにしていくところは、シーズン通して続けていきたいと思います。

森田選手を代えましたが、試合をクローズさせるための選手交代の狙いを聞かせてください。
森田晃樹とはコミュニケーションをずっと取っていました。ハーフタイムから少しいつもの疲れとは違う疲れがあるというようなことを本人とも会話をしていたので、とにかく出し切ってほしいと伝えました。出し切った中でこちらが見極めるからというのはゲームの中でもコミュニケーションを取ってやっていて、かなり良いパフォーマンスだったと思います。彼も90分間ピッチに立つというよりは、自分は出し切って代わる。今日はそういうメンバーだなと認識しながらやってくれたと思います。翁長についてはサイドバックの選手ではありますが、元々はサイドハーフというか、サイドの前もやっている選手で、彼は運動量があるので、ゲームのクローザーとしても、そこから飛び出して行って2点目を狙うにしても、我々はシーズンの最初からそのオプションがあると思っていました。右サイドも左サイドも担えるという意味でも、彼を信頼して送り出しました。

相手のビルドアップに対する守備のアプローチ方法を聞かせてください。
我々の認識では、(浦和の)開幕戦と今日の違いは、(サミュエル)グスタフソンがおそらく動いている。ボールを受ける意識は遥かに変わったと思います。アンカーのところに立っていてもボールを受けられないということは、おそらく感じたと思いますし、彼が受ける前の動きも含めてかなり運動量が増えたので、捕まえるのは簡単ではなかったです。ただセンターバックが持ち出してきたところでサイドを固めて、そこからサイドチェンジをさせない状況を作って、ラインを下げない。おそらく前から後ろまでが、20メートルほどの時がかなりあったと思います。センターバックに持ち出されても我々は下げない。それぐらい方向を限定させて、そこから奪っていくイメージは持っていました。ただ相手陣でもっとプレッシャーをかけられればよかったです。そのために我々がボールをつないで、失った瞬間にボールを奪いに行くというシーンがもっと作れればよかったです。それを作れたのは後半の30分ぐらいだったと思います。前半はちょっと相手に落ち着いた感じでビルドアップをさせる中でスタートしたので、ずるずると下がったように見えたかもしれないですが、DFラインは下がっていないと思います。かなり勇気を持ってラインを止めていたと思います。

東京ヴェルディオフィシャル

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