浦和レッズ 京都サンガFCとドロー 課題と希望を残したJ1第2節の戦い

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浦和レッズ、京都と痛み分け チアゴの今季初ゴールで勝ち点1を獲得

2025明治安田J1リーグ第2節、浦和レッズはアウェーで京都サンガF.C.と対戦し、1-1の引き分けに終わりました。降雪の舞うサンガスタジアム by KYOCERAでの一戦は、試合開始から激しい攻防が繰り広げられました。

試合の概要

序盤から両チームともに積極的なプレスをかけ、ボールを奪い合う展開が続きました。浦和はポゼッションを重視しながらも、京都の素早い切り替えとハイプレスに苦戦。中盤でのボールロストが目立ち、決定機を作るのに苦労しました。一方の京都は、サイド攻撃と速攻を軸に攻め、浦和の守備陣を揺さぶる場面が多く見られました。

浦和のパス成功率は82%と安定していましたが、相手ゴール前での決定機を作る回数は限られました。対する京都はシュート14本を放ち、特にクロスボールからのチャンスを多く作り出していました。

渡邊凌磨の負傷交代が試合を左右

浦和にとってこの試合のターニングポイントは、前半15分に訪れました。中盤の要である渡邊凌磨が負傷し、サミュエル・グスタフソンと交代しました。このアクシデントにより、浦和のビルドアップとセカンドボール回収の精度が低下し、試合の主導権を握ることが難しくなりました。

「渡邊が裏へ抜けていくことを戦術の一部にしていましたが、彼の負傷でプレースタイルを変えざるを得ませんでした」とスコルジャ監督は試合後に振り返りました。グスタフソンはセンターバックの間に降りてボールを散らす役割を果たしましたが、渡邊とは異なるプレースタイルのため、チーム全体のリズムに影響を与えました。

グスタフソンの特徴はパスの精度と展開力にありますが、守備面での強度やボール奪取の面では渡邊に劣る部分がありました。これにより、中盤でのセカンドボール争いが苦しくなり、京都にボールを保持される時間が増えました。

京都の左右のFWが献身的に前からプレスを掛け、それに伴い関根貴大や荻原拓也の攻撃参加の回数が減少し、サイドからの崩しも制限されました。金子拓郎のドリブル突破は光る場面があったものの、渡邊不在の影響でフォローが足りず、単独での仕掛けに頼る場面が多くなりました。

また、守備面では安居海渡とグスタフソンの連携がうまく機能せず、京都のインサイドハーフにスペースを与える場面が増えました。特に前半30分以降は京都がセカンドボールを支配し、浦和の陣形が間延びするシーンが目立ちました。

先制を許すも、チアゴが執念の同点弾

前半はスコアレスで折り返しましたが、後半15分に京都が先制しました。福岡慎平のクロスにラファエル・エリアスが頭で合わせ、今季初ゴールを決めました。浦和はこの失点後も相手のハイプレスに苦しみ、なかなか決定機を作れない時間が続きました。

しかし、後半28分に試合が動きました。京都のバックパスのミスを見逃さなかったチアゴ・サンタナが、飛び出したGKを冷静にかわし、無人のゴールへシュートしました。「相手がミスをする可能性を信じてプレーした結果、ゴールを決めることができました」とチアゴは語りました。

このゴールは浦和にとって貴重な得点となっただけでなく、チアゴ自身のコンディションが上向いていることを示唆するものでした。彼の得点力を最大限に生かすためには、サイドからのクロス精度を向上させ、チアゴがより多くの決定機を得られる状況を作る必要があります。

守備面の課題と改善の必要性

この試合では浦和の守備における課題も浮き彫りになりました。京都のハイプレスに対応しきれず、ボールロストが多発しました。特にビルドアップの際にボールを奪われるシーンが目立ち、試合の流れをつかみきれませんでした。

浦和のポゼッション率は53%と相手を上回ったものの、シュート数では京都の14本に対して浦和は9本と劣勢でした。ビルドアップの精度を改善し、より効果的な攻撃に繋げる必要があります。

また、セットプレーでの守備も改善点の一つです。京都戦ではマルコ・トゥーリオのヘディングゴールがVARによって取り消されましたが、対応の遅れが目立ちました。湘南戦に向けて、クロス対応や空中戦の強化が求められます。

今後の可能性と次節の修正点

浦和は試合を重ねるごとにチームの成熟度を高めていくことが求められます。中盤の構成や攻撃パターンの多様化が今後の課題となりますが、今回の試合で見えたポイントを修正できれば、より安定した試合運びが可能となるでしょう。

次節の湘南戦では、試合の立ち上がりのプレス回避とカウンターの精度向上が重要になります。湘南は素早い攻守の切り替えを得意とするチームであり、浦和が序盤からゲームをコントロールできるかが鍵となります。

また、原口元気や松尾佑介のコンディション向上に加え、サヴィオの攻撃面での貢献がカギを握るでしょう。彼のスピードと突破力を活かす戦術を整えることで、よりダイナミックな攻撃を展開できるはずです。

まとめ

京都戦で見えた課題を次節に生かすことが重要です。試合を通して見れば、チームとしての形はできつつあり、改善点を修正できればより強い浦和が見られるはずです。

サポーターにとっては悔しい結果かもしれませんが、チームは確実に前へ進んでいます。次戦こそ今季初勝利を掴み、勢いをつけたいところです。湘南戦では、よりアグレッシブなプレーで勝ち点3を狙いにいきましょう。

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